このレビューはネタバレを含みます
終始泣いてたし後半はもうボロボロ😭
登場人物誰の立場に立っても辛くて残酷で涙出る
戦争物語だけど本質は人間の話、希望の話。
戦時中ならまだしも(勿論許されないけど)戦後というのがより辛い
映画の中よりも現実はもっと残酷だったはずで、そんな中でも希望を捨てなかった山本さんは間違いなく皆の光だっただろうなと…。
ダモイまであと一歩のところで名前を呼ばれた時、再会することなく夫が亡くなったことを知らされた時、抑留中に妻の訃報を知った時、仲間を裏切ることを余儀なくされた時、どんな気持ちだっただろうと考えるだけで涙が出る
中島健人の役がただ漁をしていただけでシベリアまで連れてこられているという全く罪もない人間が罰せられている世の不条理さが憎い
安田顕と桐谷健太が良かった
ラストが寺尾聰なのもアツい
松坂桃李が遺書を伝えてきた時に堪えきれずに泣く演技もとても良かった貰い泣き。
山本さんがなくなる前日にも俳句で故郷へ帰ることを詠んでいるのが…罪のない人間を殺した戦争を私たちは許してはならないし忘れてはならない。決して二度と起こしてはならない。