このレビューはネタバレを含みます
強制収容所系の映画がとても好きで過去に何作も見てきました。 今回は、今までにあまり見た事のない日本人捕虜ということで上映前からとても楽しみにしてました。
観た結果ですが、あまりに期待しすぎてた分、微妙な感じだったのが正直な感想です。
収容所の話・戦争についてというよりかは、「こういう男が居た」というような内容。
映画館内はわりと若い方が多く、二宮和也さんの影響が強いのかな?と言った感じでしたが、収容所系のテーマをあまり見た事のない方からしたら、見やすく分かりやすくて良かったのかなと思いました。
映像に映る全てが、綺麗で新しく、もう少し収容所も着ている物などリアルに寄せて欲しかった。違和感でしかなかったです。
犬のシーンも、「山本さんだ!!」と皆の元へ走ってきた後に一切出てこないなら、正直要らなかったと思う。4人が手紙を届けに来る際、またはその後、家族の元へ来ると思ったが犬は一体どこへ?
ただ、これだけは言えます。北川景子は本当に最強の女優さんです。家族を守りながら、ずっと信じて待つ姿、とても感動しました。最後叫びながら泣いてる姿はとても胸に刺さり感動しました。大泣きしました。
実話を基づいているということで、色々考えさせられました。山本旗男はみんなに愛され、みんなに勇気と希望を与えた男だと思います。
共感してくださる方が1人でもいたら嬉しいなと思います。