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ラーゲリより愛を込めてのごはんのレビュー・感想・評価

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)
4.5
舞台挨拶中継ありで鑑賞。
舞台挨拶って必要か?と思いつつだったけど、なんか良かったです。
芸能人って話すの上手いなー

序盤、満州のシーンは建物とかなんだかセット感強めな気がして、そこが気になってしまったんだけど、メインとなるシベリアに移ってからはとにかく過酷な環境がひしひしと伝わってくる作品でした。

言ってしまえばお涙頂戴ものではあるんだけど、おそらく見る人によって響くシーンが違うんじゃないかな?
一応ラストが感動のピークな気もするけど、
自分はそれ以外のシーンでもじわじわと涙腺が緩んできてしまうような作品で周りの観客も同じシーンでみんなが涙するってよりも徐々に鼻を啜る音や涙を拭く人が増えてくるような感じでした。

あくまでも二宮和也演じる山本が主人公ではあるけど、そのまわりの人たちにもちゃんとスポットが当てられてるのがすごく良かった。

希望をなくしてる仲間たちに少しずつ希望の火を灯していくような感じ。
人によってなかなか希望を持てない人、希望が消えてしまう人もいる中それでも諦めず希望を持つことを信じた山本の姿が感動的。

言ってしまえばお涙頂戴物ではあるんだけど、
諦めない事、見捨てない事の尊さを知れる作品でした。
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