ラジオCMを聞いた限りではテレビ系邦画の嫌な部分が滲み出ており正直あまり観たい感じではなかったが、テーマ的に観なくてはということで観に行きました。
思ったよりはまあ、まあよかった。
シベリア抑留といえばそれがいかに絶望的な状況であったかテレビや新聞で見聞きしているが、この作品では年月の経過がやけにあっさりしていたり、収容者の血色がよかったり、たいして痩せてなかったりと、もうちょっと悲惨さの描きようがあったのでは、と思ってしまう。
病気になってからがちょっと長い。ラスト三分の一ぐらいは役者の芝居で泣かせよう泣かせようとしてくるがそれには乗れず。泣かせるにしてももう少しやりようがあるでしょ！
モミジではなくモジミ👍
土も凍る極寒の地で地獄のような目にあって、やっとの思いで帰国できたと思ったらアカのレッテルを貼られて差別され、といったシベリア抑留の問題をやるならもうちょっと深く描いてほしかった。
と、飽食の時代ポップコーンを食べながら思った。
あと祝日とはいえ、いつもガラガラの映画館が結構混んでて驚いた。
