みや

ラーゲリより愛を込めてのみやのレビュー・感想・評価

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)
3.8
観ていて何度も
自分なら感情失って、他人への
思いやりなど無くなってしまう。
自業自得。と思ってしまうだろうな
という場面が沢山あった。

戦争って何のために誰が得するために
やってたんだろうな。
悲しみ以外の何を産んだんだろうな。
戦争映画を見る度に感じる。

やるせない中で、それでも
生きることを諦めなかった人々。

家族で集まってご飯を食べること、
何よりもしあわせ。だから我が家の
祖父も、それを大事にしてるんだなぁ。

成長した子供たちだけがちょっと
微妙だったなぁ。最後の縁側に
出てくる所、いかにも
「ここ良いシーンだよ」って押し付け
られてる気がした。でもそこ以外は
とても良かった。

南京虫、恐ろしい罰

以下セリフ
「最後に勝つものは道義であり、
誠であり、真心である。
人の世話にはならず、人に対する
世話は進んでしろ。
最後に勝つものは道義だぞ。」

「どんな状況に置かれても
人間らしく生きるとはどういう事か」

「よーく覚えておくんだよ。
こうして久しぶりに家族全員で
居られること、みんなの笑顔、美味しい
食べ物、ハルビンの午後の日差し」
みや

みや