ラーゲリより愛を込めてのセトワトソンのレビュー・感想・評価

手紙が届くまでの過程で感動したが故に、この戦時の惨い実話を映画としてどこまで脚色しているかが気になってしまった。

山本さんの知性、誇り、リーダーシップ溢れる人間性は、当時の人々にとっての希望という言葉がまさに相応しいです。


一方全体的に服装や暮らしが綺麗すぎる印象で、もったいない。
ところどころの大事なシーンも恋愛で昇華することが無かったら、もっと史実を語り継ぐ傑作になれただろうとつい思ってしまう。