たろう

ラーゲリより愛を込めてのたろうのレビュー・感想・評価

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)
4.0
まず何よりも、ベースであるシベリア抑留が壮絶過ぎる。

目を覆うような描写はなかったけど、実際はこの何十倍も過酷で残酷だっただろう。
シベリアで25年労働しろと言われたら絶望しかない。
ただその環境の中でも、命運を分けるのは希望があるか無いかだったのだろう。小さくても希望があれば生きる気力に繋がる。
日本からの手紙を受け取る。希望が繋がる人もいれば、絶たれる人もいる。

昔の人の親との絆の強さも感じた。

穏やかな気持ちで、穏やかな青空を眺められる状況がどんなに素晴らしいことかと思った。
たろう

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