こんちゃん

ラーゲリより愛を込めてのこんちゃんのレビュー・感想・評価

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)
5.0
シベリア抑留でも希望を失わずに生きようと、時に励ましあい信じ合いながら収容所で過ごした人々の話。戦争により人生が狂ってしまった人々。10年も強制労働を強いる社会主義国には腹立ちさを感じる。主人公の山本の頭の中で考えることは、誰にも奪われることはないという思想信条の自由が印象的だった。家族への手紙のシーンで号泣。辛く悲しい映画だが、平和を享受する我々は誰もが知っておくべき真実だと思った。亡くなられた方々に感謝と敬意を抱いた。戦争はむごいなと痛切に感じた。