第二次世界大戦後にシベリアに抑留された中でも希望を失わなかった山本幡男の実話を映画化。
あのクリント・イーストウッドに認められた二宮和也の枯れた兵隊ぶりは変わらず良い。
シベリア抑留という重たい歴史を後世に伝えるという役割をきっちり果たせている。山本幡男が抑留の中で短歌を広めた事実などにもふれつつ、しっかり感動できる物語にもなっている。でも、あんなに長い遺書みんなで覚えようってならないでしょと思ったらそれも事実だったのね。。。
エンディングが山本らの実際の写真ではなく、俳優達の写真なのはちょっと萎える。欧米はこういう実話系映画はエンディングは本人の写真や動画というのが相場なのに、なぜ邦画はそれをやらないのだろう。。。