最下層に近いダリト、ダリトのなかでも存在を否定され続けてきた女性たちが、一からジャーナリズムの骨格を形成していく姿は、一見青臭さも感じてしまったのですが、この青臭さこそが、ジャーナリズムの基本にあるべきだよなと改めて感じました。
世界最大の人口になったインド。エンタメ作品での女性俳優は「彩り」程度の扱いが続いていますが、このあたりも多様に変化すると良いなと思います。
それにしても、言い争っている夫婦、記者と住民が、敵対しながらも口元に笑みを浮かべていたのは不可解な感じ。表面を取り繕っているのか、それとも冷笑しているのか。