トランスマスター

ブラック・フォンのトランスマスターのレビュー・感想・評価

ブラック・フォン(2022年製作の映画)
3.0
♯20 エグい球だなシビれたぜ

舞台は1978年のデンバー北部
主人公は少年野球チームのピッチャー
フィニー
ヴィランは、パートタイムマジシャンのグラバー
フィニーは、アル中でDVの父親とエスパーのグウェンと3人で暮らしていた。
デンバー周辺で黒い風船と共に少年を攫う事件が頻発する。
ある日フィニーは、学校の帰り道に…

◆良い点/注目ポイント
・仮面サイコパスVSいじめられっ子野球少年、心霊軍団と妹グウェンの超能力の対立構図が、新鮮でした。
・兄の為に石で戦うグウェン
兄のカエルの解剖のパートナーになったドナにヤキモチを焼くところも可愛いです。
・70年代を完全再現したキャストの衣装、車両、髪型や8mmカメラ映像など細部までこだわっていました。

◆改善点
・グラバーの犯行の動機が不明。
変態は何を考えているかわかりません。

◆総括
ブラムハウスの映画なので、心霊や幽霊映像に身構えていましたが、
結局一番怖いのは、幽霊ではなく
イカれた人間でした。

黒電話は救済装置

-2023年20本目-