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ブラック・フォンのペインのレビュー・感想・評価

ブラック・フォン(2022年製作の映画)
4.3
大作『ドクター・ストレンジ』からお帰りなさいなスコット・デリクソン監督の回帰(怪奇)作。よっ!待ってました👏とにかくジャンル映画として無類に楽しく、ニコニコになってしまう出来映え。

わかりやすく何か“凄いこと”をしている作品ではないものの、“ゾンビ”の生みの親ジョージ・A・ロメオを下支えした特殊メイクアップアーティストのトム・サヴィーニよる仕事だったり、『スクリーム5』(※これも日本未公開なのが謎なレベルで良かった!)の撮影ブルット・ユトキエヴィッツによる、70年代のコロラド州デンバーの丁寧な再現(部分的なフィルム撮影)等、非常に“手堅い”安心感満点の1本。

メイキングを見ても、とにかく監督のスコット・デリクソンのソツのない仕事ぶりや信頼度の高さが伺え、子役たちとスタッフの関係性も非常に良好なものに見えた。

妹のグウェン役のマデリーン・マックグロウちゃんMVP!最高。『悪魔のいけにえ』と『燃えよドラゴン』にも泣かされる。そして『ティグラー/背筋にひそむ恐怖』の引用まで❗
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