TooruHirono

ブラック・フォンのTooruHironoのレビュー・感想・評価

ブラック・フォン(2022年製作の映画)
3.9
ブラック・フォン/2021年/アメリカ

パッケージはVフォーヴェンデッタっぽいなーと好きだったので、さっそくアマプラで鑑賞!プロローグで不快で不穏なBGMでさらに不安をあおり、ちょっとホラーかなと思ったけれど、だいぶサスペンス寄りのストーリーだった(*´ω`*)。子供たちの演技がリアルでとても引き込まれたこの作品( ´ ▽ ` )なのでご紹介!

内容は!
デンバーの北部にある町で、子どもの行方不明になる事件が頻発していた中で、13歳の少年フィニーも連続誘拐犯(グラバー)に拉致されて、地下室に閉じ込めらてしまう(p_-)。泣いても叫んでも聞こえない防音が張り巡らされた密室にあったのは、断線している古く壊れた黒電話。なぜかその電話がなり、受話器📞を取ると過去にこの犯人に囚われ、殺害された犠牲者たちの声が聞こえて、フィニーに次々と忠告をしてくる。繋がるはずのない過去といるはずのない犠牲者たち、その一方で、不思議な力をもつ妹のグウェンは予知夢で兄の行方を捜す。絶体絶命のフェニー、果たしてこの地下室から脱出できるのだろうか、という、ちょっとしたワンシチュエーションスリラー٩(^‿^)۶

囚われた男の子を演じるメイソン・テイムズが、肉体的な弱い部分と精神的に強い部分をうまく表現していて、彼の気持ちと一体になるように映画をみてしまった!この地下室のシチュエーションと彼を探すグウェンの捜索シーンがあることで、グッと幅をもたせた。

そしてみんな大好きイーサン・ホーク、まさかの配役、しかし存分に振り切ったサイコっぷりはさすが!はまり役でした。

この映画の教訓
「黒いワンボックスカーを見たら、逃げろ!!」
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