おなべ

ブラック・フォンのおなべのレビュー・感想・評価

ブラック・フォン(2022年製作の映画)
3.8
◉不審な人物を見かけたらすぐに110番。

◉1978年、子どもの誘拐事件が多発していたコロラド州デンバー。ある日、マジシャンを名乗る男に声をかけられた少年のフィニーは、無理やり車に連れ込まれ、気がつくとベッドと黒電話があるコンクリートの密室に幽閉されていた…。

◉ホラー映画ではお馴染みブラムハウス制作。『羊たちの沈黙』・『IT/イット』・『ドクタースリープ』・ゲーム「At Dead Of Night」をギュッと凝縮したようなテイストの作品。
※ホラー映画ではあるものの、若干のジュブナイル/オカルト/SF要素も含まれる。

◉手に汗握る展開の連続で、終始ヒリヒリする緊張感が続く。ちゃんと怖い/怖がらせてくるジャンプスケア演出も迫力満点。何となくのストーリーは予測できるものの、突っ込み所の少ないストーリー展開や緊迫感の演出、終わった後の「良い作品を観た」という充実感に高評価。

◉主演フィニーを演じた《メイソン》君の好演が光る。不安に駆られながら、精神的に追い込まれる様を見事に体現した迫真の演技に好感が持てた。











【以下ネタバレ含む】












◉グラバーの過去やトラウマ?の説明が無かったため、そこも明らかにしてくれると尚スッキリ!
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