78年デンバー、誘拐犯に捕まった少年が閉じ込められた部屋にある鳴らないはずの黒電話が鳴る。
インパクト絶大の仮面誘拐犯(顔の下半分は仮面に合わせたメイクで仮面が動いてるように見える)、しかも演じるのは大俳優イーサン・ホークなのだが、この誘拐犯は話の本筋ではないという大胆な設定。
話の中心はタイトルどおり黒電話。超常現象は怖いものではなく、主人公を助けてくれる。
本来ならチグハグな印象になるはずだが、主人公ら子役の人達の存在感が良いことで映画としてちゃんとしまっている。
映画の良さってバランスじゃないんですよねという一本。