さすらいのエマノン

ブラック・フォンのさすらいのエマノンのネタバレレビュー・内容・結末

ブラック・フォン(2022年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

タブレットにて鑑賞。慣れればこれでも映画をみた気分になれます。三作見ただけですが。

舞台は1980年代のアメリカの内陸部の街。少年が次々と失踪する事件が起きています。

主人公の少年も拉致されて地下室に閉じ込められるのですが、多ない? なんか多すぎ。このシュチュエーション。キングの『イット』シリーズや『ストレンジャー・シングス』シリーズなど、既視感ありあり。そんなに好きなのか1980年代が?!

閉じ込められた少年を救うのが壁に掛けられた壊れた黒電話(ブラックフォン)。此処に拉致されて既に亡くなった少年達のアドバイスが聴こえてくる。通話も可能。主人公の妹も超能力が使えたり、なんだかイージー過ぎる感じがした。怖い事は怖いんですが……。

アメリカは人さらいが蔓延していると大昔、それこそ80年代くらいに聴いたことがある。大半は離婚した片割れが裁判所の判決を無視して連れ去ったりするらしい。それを注意喚起させるメッセージが秘められて……、て無いかーw

イーサン・ホークの被っているお面が『Vフォーベンデッタ』と云う作品に出てくるお面と凄く似てたが(アノ◯マスも被っていた)。何か元ネタでもあるのかな? 

ジメジメした雰囲気を醸し出す地下室の描写は良かった。怖かった。

追記) 防犯カメラの普及。ケータイの普及。防犯意識の高まりによりこの手のサスペンスは、現代を舞台には出来なくなったのか?