働け吉田

ブラック・フォンの働け吉田のレビュー・感想・評価

ブラック・フォン(2022年製作の映画)
3.5
ホラーチャレンジ記念すべき10本目。
物語の雰囲気は好きだったけど、要素を盛り込み過ぎて渋滞しちゃってそれが最後まで整理され切らずに終わっちゃったって印象。
あとホラー要素は惨殺死体が怖いくらいしかなかったような?ホラーというよりサスペンスかな。

↓以下ネタバレあり
サスペンスって言ったけど、グラバーに殺された友人たちが鳴らないはずの黒電話を使ってフィニーを助けてくれるっていう流れだからもはやファンタジー寄りな気がする。
上映時間も短いし割とサクサク展開が進むから観やすかったけど、その割には要素を詰め込みすぎな上に結局片付けずに終わっちゃったのはモヤモヤ…
・結局犯人の目的は何だったのか?バックグラウンドは?弟も出てきたしもう少し掘り下げてもよかったのでは?
・電話で過去の被害者たちが脱出方法を教えてくれたのは何だったのか?ファンタジー?
・フィニーのお父さんとお母さんの過去は?
・妹の予知夢設定は結局何だったの?要る?
この辺が整理されなくて、後は観た皆さんが考えてください的な感じでもないしモヤモヤして終わってしまった。
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