イーサン・ホーク主演ということでずっと気になっていたのでようやく視聴。
誘拐されたフィニーがお助け黒電話で、無念の死を遂げた子供たちの思いを背負い、グラバーに会心の一撃をお見舞いするという実は児童文学みたいなお話。
ただその幽霊化した子供達がかけてくる電話が逆に邪魔というか、最初に書いた児童文学的ファンタジーのように思えてしまって恐怖を感じられなかった。
しかも少しご都合主義のような感じもして、緊迫感やスリルが失われているようにも思える。
結構頻繁に黒電話がなって、お助け情報をくれるので、かかってくる電話にもう少し何かあれば(例えばルールや発動条件みたいなのもの)スリルが増すかもしれない。
自分はここ数年でホラーやサスペンス系の映画を見ても怖さを感じないというか、何が怖いのかわからなくなっている。
この映画もそうで、日常生活に支障をきたすような恐怖は感じられなかった。