このレビューはネタバレを含みます
監禁された少年が、殺された少年たちの助言を聞きつつ脱出を目指す映画。
テンポよく進むため、ホラー苦手でも見やすい作品だと思う。
ただ、全体的にキャラの深堀が浅く印象に残らないため、助言をくれた少年たちが誰なのか分かりづらく、感情移入しづらい。
さらに、度胸ありすぎの主人公、困った時の黒電話や、母妹の超能力、急に出てきた殺人鬼の弟といった展開にかなり無理があり、ご都合主義感が拭えない。
また、殺人鬼の目的もよく分からないままのため、不完全燃焼で終わってしまう。
これを見るならドントブリーズを見た方がいい。