ベル

ブラック・フォンのベルのネタバレレビュー・内容・結末

ブラック・フォン(2022年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

真っ黒の車が近付いて来る、からの静かに暗転がこの先の出来事を予感させるみたいで不気味だった。

既に殺されている友達が、繋がらない筈の黒電話から監禁されてるフィニーに電話を掛けて来る所は、時折現れる姿にドキッとした所はあったけど、個人的にそこまでホラーって感じじゃなかった。
取り敢えずロビンが幽霊になってからも何か発言がカッコイイ!
恐怖で言うとグウェンドリンにお仕置する父親の方が怖かった…。不思議な能力とかなかなか受け入れられなかったり、娘を心配するのはわかるけどさぁ…。

グウェンドリンがフィニーの監禁場所を夢で見て、その場所を突き止めて警察に電話した場面は、結構子供の作り話だーって本気にしない映画多いけど、今回はちゃんと直ぐに駆け付けてくれてストレスフリー✨

監禁場所に住んでるマックスはてっきり共犯者だと思ってたけど、地下に子供監禁されてるって本気で知らなかったのね!彼もある意味被害者。

最初は頼りなかったけど、幽霊の友達の助けもあり、逃げ出す事を諦めず最後には強く逞しくなったフィニーと、予知夢の能力で兄を懸命に探すグウェンドリン。素敵な兄妹!

何故子供達を監禁して殺害するのか、犯人の動機は最後まで不明でその点はちょっと物足りないけど、そこに焦点を置いた映画じゃないんだろうな。
最後のフィニーの笑顔が良き✨
ベル

ベル