エメチン

デューン 砂の惑星PART2のエメチンのレビュー・感想・評価

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)
4.2
(通常上映・日本語字幕版)
前作はIMAXの鑑賞だったが、そこまで熱狂したという訳でもなかったため今回は通常上映での鑑賞。とはいえ、part1でのサンドワームを誘き出すための振動や命令に従わせる能力の声圧(名称忘れた)は、やはりIMAXの方が説得力が段違いであるためそれがたくさん出てくる本作もIMAX推奨なのは体験せずともわかる。
前作は世界観や設定や用語の説明に時間が割かれてストーリーがあまり進まなかったが、本作は一応前作からの流れには一段落ついたという印象。また世界観の実在感を強める、アートの領域に片足を突っ込んだ美術や衣装も前作に増して素晴らしく、銀の装飾がたくさんついたフローレンス・ピューの衣装が好みだった。
本作のメインヴィランのフェイド=ラウサも良かったが、サイコパス感を出すための描写として自分の刃物を舐めるというシーンは、久しく見ていないような典型的な演出でちょっと面白かった。
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