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デューン 砂の惑星PART2の映画ノートFilのレビュー・感想・評価

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)
3.4
前作より映像も音楽もパワーアップしていて迫力は凄まじかった。
前作も映像は圧倒的に凄かったのに今作のほうが上回ったと気づいたくらいパワーアップしていたのは凄すぎる。
160分と長尺だけど130分くらいに感じた。
でもやっぱり長かった。

それにしても相変わらず意味の不明な物語。
SF映画は究めると意味不明なのが正解なんだろうけど、やはり意味が不明で頭に入って来ない。

ただ凄いだけ。
圧倒的に凄いけど圧倒的に面白くない。
1は面白くなかったけど今作は面白かったと言ってる人はぶっちゃけ安い人です。
凄いと面白いは違うっていうのは映画ファンなら知ってるはず。
でも凄い映画が好きって言う人の気持ちは理解しているし、そこは好みの領域であって侵してはならないし人それぞれ。
だから2が面白かったなら1も十分面白かったと言えるだろうからそこに矛盾が生じる。

その矛盾の打開ルートとしてあげられるのは以下のただ一つ。
続編だからある程度世界観を受け入れられていてある程度の専門用語もふんわりと理解しているっていうだけでストーリーが分かりやすく見れる。
ストーリーが分かりやすいだけで2のほうが面白いって言ってる真の安い人。これが矛盾を破る打開ルート。
ストーリーが分かりやすくなったら作品として見やすいだけで面白さのパラメータは変わらない。

結局この物語の目指してるものは何なの?
まずそこを明確にしないとダメ。
もう3は見ないです。