『我が名は覇王、多様性の世界を力により支配する者』
未来が視える少年が全宇宙を制するための勢力戦に身を投じるSF映画続編。政略劇の皮をかぶって救世主だの予言だの相変わらずおもんないラノベも、覇王化した十代が勝利して支配するので僕には刺さった。この作品が今年一売れている意味を良くも悪くも考えなければ。
鑑賞記録
2024.03.15
グランドシネマサンシャイン12
IMAXレーザーGTテクノロジー
→今年最大の話題作のはずが昨年の前座になりかねないというカオスな上映。美男美女のアップを多用しまくるIMAXショットは眼福だし、台詞も劇伴も効果も全部凝っているのに圧に集約される音に爆笑。フルサイズは数年振りだがフィルムの枷は一生外せないのだろう。