公開初日に2D字幕版で鑑賞
劇場を圧倒するかのような大音響がスクリーンに響き、さすがの2Dでも人類未踏の惑星体験にダイブしている様だったほか、ハンス・ジマーによる劇中に合わせた音楽が圧倒的で全身が揺さぶられる体験になった。
前作の続きでアトレイデス家がほぼ全滅状態にある中、惑星デューンを舞台にした長年の宿敵ハルコンネン家への復讐を果たす宇宙戦争では、まるで観客である我々自身も戦争の最中を見ているかのようだった上、特にフェイド=ラウサ・ハルコンネンは劇中の冷酷さが迫力で、演者のオースティン・バトラーは『エルヴィス』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた事もあってその実力が発揮できていると思った
他の新キャストでも『ミッドサマー』『ブラック・ウィドウ』『オッペンハイマー』のフローレンス・ピュー、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』『フレンチ・ディスパッチ』のレア・セドゥ、『アムステルダム』『マッドマックス: フュリオサ』のアニャ・テイラー=ジョイの演技は続投キャストに負けず劣らずの存在感を発揮していたと思う。
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