早起きしてIMAX GTレーザーで。映画体験の未来を観た感じ、通常の映画体験の遥か上を味わったな。前作もそうでしたが、もう「観る」というか惑星アラキスに「おる」感覚。アトラクションです。解像度が高すぎて砂の細かい粒子すら描き切ってしまうし、画面サイズが大きくなるたびに、重力から解放されたかのような上下のスクリーンにおおおわっと声が出そうなくらいである。とにかくでけえ...加えて音響も圧倒的で、サンドワームの地響き、低音域の効果音、さらにハンス・ジマーのOST、身体がいちいちびくっとなるくらいの体感でした...
話は過酷。宗教/信仰の対立、革命は武力を伴って戦争へと加速していき、今の現実社会と地続きのような流れへ。とにかく救いがあまりにない物語で悲しくなってしまい、ゼンデイヤの砂漠の遥か遠くを見つめるラストシーンに希望をもらいました。クライマックス感のあるバトルシーンもありお腹いっぱい。あとスティルガーがとにかく愛おしく、良いキャラ味が出てました。信じる想い強過ぎて前のめりまくりなのがイチイチ笑 デザイン/世界観がどツボのハルコンネン一族も今回見せ場がちゃんとあり(お誕生日会闘技場のモノクロくそ良くなかったですか？)泥に浸かるシーンもあるし最期の方までめちゃくちゃ良い悪役一家。んでソシオパス新キャラのフェイド=ラウサ超良かったんですが、あまりにあっさりしてて寂しい気持ち...レア・セドゥとの絡みも良かったしもっとポールとバチバチやり合ってほしかったな...ていうかシャラメとゼンデイヤだけでえらいこっちゃなのに脇を固める俳優陣もすごすぎて...とにかくこれはもう体験なので通常IMAX出来ればGTレーザーで味わってほしい、もうしばらくこんな映画ない！って思ったら月末にはオッペンハイマーが、、、笑あと用語や説明はほぼないので前作の予習は必須です。観終わって「あれなに？」って調べまくったな。早起きは三文の徳。学びがあったな〜〜
