このレビューはネタバレを含みます
よかったけどさすがに長いわ。
そして見るなら絶対に、音響がいい劇場で見るべき！！
やっぱり池袋のグランドシネマサンシャインは最高。
・セレモニーでぷかぷか浮いてるハルコンネン男爵可愛い
・フレメンの試練前に砂の上を走る影になったポールの美しさ。
・やっぱり砂虫に乗るっていうそれ自体がめちゃくちゃぶち上がる、泣いちゃう
・水に飛び込む！？信じられない！って笑ってるチャニ、愛しい！！
・男爵の娘を娶る展開、わかってたけど、わかってたけど泣いた。ラストがチャニの顔っていうのが、爽快感なくてよかった。何も言わずに顔を歪めて砂虫に向かうチャニが無視されず、彼女に心を寄せて終われて本当によかった。
・ハルコンネンの甥役、オースティンバトラー美しいねえ…。ベネゲセリットに翻弄されるシーン可愛かった。
・妹はアニャちゃんなのかーー！！！ミステリアスで適任すぎる。フュリオサも見なきゃな。
ベネゲセリットの目的って結局なんなの？自分たちが覇権を維持すること自体が目的？だとしたらあそこまで引っ掻き回す理由はあるの？
パートワンを見た段階では、クイサッツハデラックを生み出すことが目的だと思ってたけど、それは「展開の一つ」でしかないの？
皇帝の元にいる教母とジェシカの思惑は、どこまで一致しててどっから食い違ってるの？
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そもそもデューンはアンチヒーローものであって、権力を握った人が狂う様を描いていると聞いて、終わり方にすごく納得した。
主人公の雄々しい成功！にフォーカスせず、捨てられた女の闘志溢れる表情を捉えて終わるってなんか変わったラストだなーと思ったけど、すごく効果的。
そしてポールは転落していくのね…。今から悲しいわ。
