フランク・ハーバート原作の同名小説を映画化したシリーズ第二弾。『メッセージ』や『ブレードランナー2049』などのSF作品で知られるヴィルヌーヴが引き続き監督を務めます。
古典的ながら壮大で複雑なストーリーを、砂漠地帯でのロケハンによるリアルで広がりのある映像や、数多くの豪華キャストの演技で描いた一大SF叙事詩。
いやー大満足。2時間50分弱の長尺ながら退屈を感じることはなく、もっと長くても構わないと思えるくらいでした（笑）
スター・ウォーズや風の谷のナウシカなど、その後の作品群に大きな影響を与えたオリジン作品なので、ストーリー上の新味はそれほどありませんが、古典としての風格に溢れ、ヴィルヌーヴ監督らしい重厚な映像とストーリー運びで魅せる文字通りの超大作に仕上がっていました。
今回は前作と異なり戦闘シーン多めで、ストーリーもガンガン進むので飽きる暇なく最後まで見切れるので良かったです。説明台詞もほぼないので、若干着いていけなくなるリスクはありますが、そこは一作目を見てしっかり予習しておきましょう。
前作から続投のティモシー・シャラメやゼンデイヤなどメインキャストに加え、今作からの新登場キャラを演じる追加キャストも超豪華で目に嬉しい。特にオースティン・バトラーは狂気を帯びた演技がキマっていて実にカッコよかったです。
IMAXカメラで撮影されたシーンが映画の大部分を占めているため、もちろんIMAXシアターでの鑑賞がマスト級にオススメ。迫力の映像、音響に大満足間違いなしなので、ぜひお近くのIMAXシアターにてご覧ください。
