まえ

デューン 砂の惑星PART2のまえのネタバレレビュー・内容・結末

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

エキスポシティのIMAXで観てきた…
エンドゲーム以来のエキスポで、相変わらず大きさにびっくりした…
最高………

映像の美しさと壮大さ、ハンスジマーの最高の音楽を体全体で感じてきたよ


ポールがサンドワームに乗る時、IMAXだから地響きがすごくて、めちゃくちゃこちらも乗るの怖かったよ……
めっちゃ自分でも乗った気になった
ポールよくやり遂げてくれてありがとう

っていうかそりゃフレメンたちは神としてサンドワーム崇めるよな
神のおかげで人が通れるはずない砂嵐の中を進んで人が生存できないとされている南に行くことができるんだから

戦い中、砂から出てくるフラメンたちが良い
神出鬼没で怖い
頭脳的に戦っていくの良いよね

黒い太陽が照らすハルコンネン家たちがモノクロで、異様さが更に際立ってた

音楽はハンスジマー(ありがとう)
異世界感漂う音楽で、ずっと不穏な気持ちにさせてくれた……
最高だけど、怖かったよ……
映画音楽、最高


全体的に政治的な話
一面砂の世界で、壮大な世界観を描いてるけど、政治的な人間の関わり合いを描いていて、じと〜〜〜〜っと不快感があった

そしてベネ・ゲセリットな
個人的にはめっちな嫌な団体だな……と思った
フェイド=ラウサの遺伝子はここに
みたいなシーン嫌悪感すごすぎた……
普通に気持ち悪いな……


ポール、チャニの事を愛しているけど、復讐に生きようとしていてみていてキツかった……

ポールの皇帝に跪かせようとした仕草が嫌で嫌で……
そんなやつじゃないのに……

チャニそりゃ出て行くよ
やるせないよな……


そして本当に思うけど、戦争はやっぱりだめ
観てるのもきつい
予言の子について行くフレメンたちは未来のデューンが緑の楽園になる事を祈っているかもしれないけど……
それでも殺し合いはきつい
だからと言って話し合いで解決できるわけではないだろうけど……

そして核爆弾の夢の描写が嫌だった…
チャニの顔…
ポールも恐れていたのに、それをしてやるって敵に言っていたポールも嫌だった

戦争は嫌だよ……(こんな映画で言うのは元も子もないのかもしれないけど)


そもそも核爆弾、ある世界なのか……
それまで見たこともない武器を使っていたり、他人から水分を摂る機械があったり、文明がかなり発達しているのに核爆弾はあるの……

オッペンハイマーの罪は重すぎるだろ……



いろいろ思ったけど、
それでもやっぱり映画として良い作品だと思った

嫌だ、だめだ、と再確認できることももちろん良いと思うし、
映像が美しい、壮大な世界観、映画音楽が最高っていう面でも良いと思った

次も絶対見に行くよ
制作されますように
まえ

まえ