開始早々、前作のあらすじ説明がほぼ一言で完結してて笑った。
相変わらず展開・演出共にスローで、やけに意味深な人物ドアップが多く、オチの引っ張り方も似たような感じと、前作で合わなかった部分は健在。
ただ映像の持つパワフルさは今回も超強力で、且つ明確で中身のあるストーリーのお陰で、前作より遥かに楽しめた。
また前作では一方的にボコられる展開が多く退屈だった戦闘シーンも、今回はバッチリ戦っていて、スケールや迫力も圧倒的にパワーアップしている。
加えてジエティ・プライムでの生誕祭の場面がかなり印象的。
色のない世界から生じる不気味さと無機質で威圧的な建築物の組み合わせが、フェイド=ラウサの凶暴さを際立たせて痺れる。