長い…。しかし冗長な感じはすれども、じゃあどこを切ればいいかと言われたら、わからない。そのくらいに全てが丁寧な感じで、長いのも仕方がないかな…でも集中力には限界があるし…とジレンマ。実際、7割入りのスクリーンで何人もが途中でトイレに行っていた。
ビジュアルは最高。ヴィルヌーヴのあの引の絵が大好きなので、本当に堪能できて素晴らしかった。
内容的には3部作中間の「承・転」なのでストーリーが1よりずっとわかりやすい。長い分リンチ版に無い話やシーンが多数出てきて、だんだんリンチ版とかけ離れて来た感じ。リンチ版は色々とパンクでアナーキー過ぎるから笑、ヴィルヌーヴ版の方が全体的に受け入れやすく、いい意味で普通の映画になってるなと思った（リンチ版もあれはあれで素晴らしい）。
見ている間何度も「長いな、ここで終わりかな」と思いながらも楽しんで見られるし、美しい砂の惑星観光ムービーでもあって最高なんだけど、じゃあNetflixとかに入ったらもう一回見るか、と言われたら、見ないな。家で集中して見るのは絶対無理笑
集中といえば隣の二人組の20代の女性が、2人とも途中で何度も携帯見てたんだけど、ほんと勘弁して欲しい。堂々とでなく光を気にしてこっそり見てたということは、ダメなのわかってるわけで。
映画好きのみんな、自分の所属する年代に「上映中に携帯見る人＝最低」という共通認識を作る運動、地道に頑張りましょう。
