どうしたドゥニ！というくらい全然1の方が良かったぞ！！1の前半のような無敵感はどこかへ行き、新スターウォーズ的な人気者学芸会の雰囲気が…まぁゲリラで襲撃するとことかはボーダーラインを彷彿とさせ流石はドゥニ。
思うに、まだハリウッドでプロデューサー権限を持たない若手人気俳優を中心にハリウッドの将来を賭けたのがこのシリーズな気はしていて…そういう意味じゃティモシー・シャラメの演説をかつてのディカプリオが、かつてのブラピがやってたらもっと面白いのかも…とよぎってしまう。勿論ティモシー・シャラメは凄く良いし、今までと違う殻を破っていると思うが、突き抜ける何かは無い。まぁそもそもの物語が平家物語なみに壮大すぎるし、旧約・新約・現代の中東までを意識したこの世界観を背負わせるには荷が重すぎる。日本でも平家物語を作れる人がいないように、デューンをみんな避けてきた理由がなんとなく分かった二作目だった。
フレイザーはザクリエイターでもそうだったけど、最後顔で終わるの好きね笑
ハンスジマーは相変わらず攻めてる。ビンタからの歌唱は、前作に続き想像していなかったから爆笑だった。不思議とこのメロディ覚えてしまうから、希代の作曲家だよ。
三作目に期待！人気ハリウッド俳優の顔を超えて最高の芝居を見てみたい！
