このレビューはネタバレを含みます
2024年21本目。
一族を奪われたポール。砂漠の民の元で砂漠での生き方、戦い方を学び、彼らと共に因縁の相手との戦争へ。
少しでも気になっているのであれば、是非映画館で観て欲しい映画。
私はIMAXにて鑑賞したが、映像・音響・音響による振動が凄く、迫力がめちゃくちゃあった。
サンドワーム、戦闘、大型機械での移動、爆破シーンなど映画の至る所に映画館映えするシーンが散りばめられているので、映画館で観ると何倍も楽しめる映画であるなと感じた。
気になった点としては前作鑑賞時もあげたが、特有の用語や設定があるのでその辺を完璧に理解するには原作や設定集を読む必要があるかなと感じた。ただ、完璧に理解せずとも大筋の展開は分かりやすいものになっているので問題ないといえる。
チャニとの関係も自分の観た上での考察も入るので合っているかは分からないが、ポールはチャニが死んでしまうことを恐れていたが、未来が完全に見えるようになったことでそれを防ぐルートを見つけた結果が映画で辿り着いた結果なのだと感じた。一方でチャニからすると、先導者としてではなく、自分の隣にいて欲しかったポールが遠い存在となり、自分ではなく皇帝になるため別の相手を娶ると言われ、それしか道が無かったのだと感じつつ、耐えきれず砂漠で一人生きる道を選んだのだと感じた。
その関係にやるせなさを感じつつも結末としては映画鑑賞後に色々と考えさせられるものなので良い終わりだなと思った。
次回作があるかは分からないが、妹やポールとチャニが今後どうなるのかは気になるので出来れば続編もやって欲しい。