鑑賞終了後、全身が汗ばんでる自分に気づく。緊張でずっと力が入ってる状態が続いていたからか。音量と音圧にもやられ続けていた。IMAX上映するならこれくらいの迫力を義務付けて欲しい。
話としてはそんなに難しくなく、かといって分かりやすいわけでもなかった。大まかには理解できたって感じ。色々仕組みや流れが分からなくてもついてはいける。
ポールの呼び名多すぎ問題は途中で理解を諦める。ポールの名前だけじゃなく色んな固有名詞を散りばめてもなんとなく『あ、それはたぶんあのことね…。』と理解させる作りって実は凄いのでは？少なくとも迷子にはならなかった。
ポールの「この子を妻にする」発言、からのチャニのアップの表情は場内に笑いが（自分も吹き出した）。フェイド=ラウサはもう少し狡猾に立ち回るところを観たかったので若干の消化不良。というか、あの決闘、どうなって決着ついたの？いまいち分からないまま終わってた。PART1であれだけ無慈悲に人を殺していたハルコンネン・チームが簡単にやられ過ぎるのが勿体無い。
核爆弾…あれ本当に核爆弾？着弾後、即現場に突っ込んで行っても大丈夫？
名優ラッシュ、贅沢だったなぁ。クリストファー・ウォーケン出てるの知らなかったので嬉しい驚きだった。ジョシュ・ブローリンが出てくると作品に重量感が出る。そしてハビエル・バルデム演じるスティルガーに終始ほっこりしたり心動かされたり。
…と色々述べた上で結論は「大満足！PART3楽しみ！」。4DXでなくても地面の揺れや香料の香りや砂漠の熱、サンドワームの背中の毛が感じられた気がしたし、こういう体感型（没入型？）作品があっても良いと思う。
上映前にアニャ・テイラー=ジョイ主演の『フュリオサ』の予告編が流れ、そのまま『デューン〜』に突入したので頭の中で世界観が入り乱れた。色んな意味で。
