めー

デューン 砂の惑星PART2のめーのネタバレレビュー・内容・結末

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

物語がどんどんドライブしていく感じがしてアツかった!観ていて単純に展開と各シーンの美しさにわくわくした。
人々の信仰を糧にただの1人の青年が宗教的な支配者になっていく姿にも説得力があったし、母レベッカ・ファーガソンの教母としての覚悟を決めた後の変貌も凄まじかった。砂虫を呼ぶ音もめちゃめちゃ好き。
一方で、結局人々が熱狂的に担ぎ上げているのは白人の植民者でしかないという事実を考えるとうーん、、という感じだが、ゼンデイヤ演じるチャニの視点を置くことでバランスを取りに行っているようにも思った。
また、あまりにアラビアのロレンス的なプロットかつ現実のアラブ地域を想起させるような設定なので、ハルコンネンとフレメンの闘いからイスラエルとパレスチナの現在の状況が想起させられて若干辛い気持ちになる部分もあった。
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