このレビューはネタバレを含みます
その惑星を支配する者が全世界を支配すると言われる惑星デューン。ハルコンネン家の陰謀によって一族を滅ぼされたアトレイデス家の後継者ポールは、砂漠の民フレメンを率いて反逆の狼煙をあげる。フレメンのチャニと心を通わせ、救世主となったポールだが、宿敵ハルコンネン家の次期男爵フェイド=ラウサが新たな支配者として送り込まれ…
前作よりも評価が良いというのが納得の内容。
まず前作以上に砂虫の迫力（活躍）が半端ない。フレメンがそれを移動手段にできちゃうのもすごい。ポールが乗りこなせるようになるのも。
フェイド＝ラウサとの一騎打ちも見応え抜群でした。直前までにラウサの狂気的な性格と強さが判明しているので決闘は結構ハラハラしました。
ポールが覚悟を決めて指導者になっていく反面、ゼンデイヤ演じるチャニの気持ちを考えると少し心が痛い。みんなの前で演説するシーンは鳥肌モノ。
お母さんが教母になるあたりから物語の流れが大きく動く。お腹に宿している妹役を演じる女優もサプライズでびっくりしました。
デューンの世界にどっぷり浸かることができました。映像美や音も本作の大きな見どころ。ぜひ劇場で見てほしい作品。もうすでに次回作が楽しみ。
