ポールよりフェイドを見せろ!!!!!!
前作より見せ場は増えたものの、あの勿体ぶったゆったり感は純度100%で引き継がれたり、寄りの画が多かったりで、ポールのドラマパートは割と寝そうになった。
しかしそんな俺の眠気を吹っ飛ばしてくれた漢達がいた!フェイドとアクション、そして"音圧"だ。
今回の音圧は凄い、最初から最後まで無駄に重低音が効いてるため、普通のシーンでも内臓を揺らしに来ていた。
ここまで強引に体感させようとして来るのは始めてや。お陰でグロッキーになったで。
そしてフェイド!ありゃあかっこよかった!なんか邦画のサイコパスあるあるを凝縮したような感じやったけども、何故かそんな臭く感じず無茶苦茶かっこよかった。やっぱ見せ方なんかな。
そんでもってアクション!ドキュメンタリー調の静かなカメラワークの中で、大きいもんや小さいもんが激しくわちゃわちゃするし、それに重低音やハンス・ジマーの曲が援護射撃してくるから、何か楽しかったぞ!!
特に中盤のフェイド・ラウサおめでとうパーティーの場面は今回の作品で一番面白い見せ場やったで!!!!
まあでも最後のサンドワーム突入の場面だけあんなあっさりと終わったのはちょっといかんね。
…………わしデューンよりハルコネン家の星をフィーチャーした作品作って欲しいわ。あっちの方がおもろそうや