Part 1は序盤といえば、Part 2は本格的に戦闘モートに入ってきた。砂の世界におけるスターウォーズのような感じ。
映画は現実を超える砂丘の絶景を背景に、高度な美術製作力で豪華な映像視覚を仕上げた。スパイスと砂が充満する空気の中に、オリエンタルやエキゾチックの味で他のSF映画と一線を画す。砂丘の地下まで震動させる音はずっとずっと聞こえるように耳の記憶に残った。
使命を果たす英雄VSバカな悪勢力の戦う物語は従前と変わらない。戦艦や兵器の設定と会戦シーンの描写は合格点くらい特に驚かなかった。恋愛の要素を入れたが感動させるほどはなかった。母親や、恋人、妻などそれぞれの女性役がいかに主人公の精神を支配して運命の車輪を駆けるということを述べた。
予言と使命、種族と信仰、諸々神秘の要素に魅力を感じた。視覚での壮大さと聴覚での繊細さを体感すべきなので、良い映画館で観るのが正解だ。
