さくぞー

デューン 砂の惑星PART2のさくぞーのネタバレレビュー・内容・結末

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

長いし映像凄いから吹き替えで観たかったがTITANが字幕しかないから仕方ない。一番合うのは4DXでしょう。

さすがに戦闘シーンはじめアクションの物語展開が多いので1より面白い。尺も長くなっているが、体感は2時間ほど。だが2回くらい飛ばし方が大胆すぎるところがある(南に移動する話をしてたらいつの間にか命の水のとこにいるシーン)のは分かりづらい。この端折り方は人気があったり映像やキャストの強度がある作品しかやっちゃダメなやつ。
キャラクターも前作はキャスト以外の魅力が弱かったが、多少は魅力が上がっている。
1から「誰も言わんやん」と思ってたデューンの回収も熱い。
もっとエンタメ的に復讐の大戦が描かれるかと思ったが、個人と王族である宿命の関係性・支配や何かスカッとしない復讐劇など結構深みのある描写。チャニとの等身大の恋愛を上手く使うことでしっかりメッセージ性が伝わるものになっていたが、もっとアガる展開を期待していたのでスコアはこんなところか。
スティルガーがどんどん威厳なくなって信者のリアクション要員になっていくの面白い。終盤なんか顔違くない?
フェイド=ラウサこれで退場は勿体無いなあ。

日本で売れてないが、0から世界観を追わないといけないSFがほぼ流行らないのは日本人の鑑賞スタイル(キャラクターやストーリーを追う)に合わないんだろうなあと思う。そのぶんヒットした時はSW・MCU・ONE PIECE・進撃の巨人みたいに社会現象級の爆発力を秘めているのだが。

サンドワーム、前作では「アイツが出てきたら終わり」みたいな扱いだったし、操縦できるのはレジェンド級の戦士の特権みたいな感じかと思ってたらめちゃくちゃ使いこなしてて笑った。俺たちにおける車みたいなもんなんかな。

映像:=======S
脚本:=====B
編集:=====B
俳優:=======S
人物:=====B
音楽:=======S
音響:=======S
【MVP】スティルガー
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