やはり究極のビジュアル系映画だと思った。
出てくる「絵」の芸術点高すぎ
ハルコンネンの惑星とか自分好み過ぎてたまらん
前作のときからこのDUNEには頑張ってほしいと思っててデビット・リンチやホドロフスキーの先人達のレガシーを継承して且つ越えて行ってほしいという気持ちがある
そんな先人達を超えてるかの評価は難しいけど圧倒的なビジュアルについては文句なしじゃなかろうか
世界観映画として見たらもう一級品でしょ
すべてがかっこよすぎる
ただまぁ前作のときも思ったけど
ストーリーに気持ちが乗っていかない感覚はやはりあったかな
今作は前作よりも話に大きな動きがあって、話としては盛り上がりもするんだけど映画として盛り上がってる感覚がないというか
キャラクターの心理描写とかもかなり丁寧なのにこうなってるのは何故か…
全編通して言えるけど予想外のことが起きず
坦々としてる感じというか歴史の場面場面を切り取った大河ドラマ的な雰囲気があるのと、シンプルに映画としてのトーンが暗いってのはあると思う。
面白いけど、どことなくクールで寒色な映画でした。
あとキャラクターの魅力もちょっと惜しいと思った。キャラクターの魅力が弱いかな
登場人物ほとんどみんな辛気臭いのなんとかならんのか
フェイドラウザとラッバーンは結構好きだったけどな
前作と比べて芋虫が酷使されすぎている
地面ドンドンで都合よく呼ばれて都合よく使われてるのがなんか可愛そうだった。
