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デューン 砂の惑星PART2のTakaCineのレビュー・感想・評価

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)
3.8
【映像美は大好物なのに】
タイムラインで高評価レビューが並ぶ中で、一緒に賛同できないのが悲しいです😢

期待しすぎて、冷静に観終わってしまった自分がいました😥💦

公開初日と2回目鑑賞(3/19)しました🎞

公開初日は寝不足すぎて所々寝落ちしてしまったので、数日経っての2回目リベンジ鑑賞(所々、物語を忘れていたので、2回目は前作の予習もシッカリしました✌️)

リベンジ鑑賞はポップコーンを食べながら寝ないようにしていたんですが…残念ながら所々記憶がありません😥😪(初日で観たシーンがいない!?)

きっと花粉症のために、集中力が切れたんですかね🤧😢

だって現状で考えられる最高レベルの映像・撮影・音楽・VFX・コンセプトデザイン・衣装・豪華キャストなど大好物が揃っていて、通常のIMAX版とIMAXレーザーGT版で鑑賞しましたから、きっと凄い感動が押し寄せると思っていたんです…(後程、お伝えします)

今、映画館で体験できる「これぞ、映画の最高峰」😍✨

《最高の映画体験》
全編『アラビアのロレンス』(1962)のような"映像叙事詩"と表したい圧倒的に美しく壮大で緻密な映像、重低音が体に響き渡る音響もゾクゾクするほど素晴らしくて、観ているだけでこの世界観が全身で感じられて喜んでいました😂💕
IMAXの没入感エグッ‼️

《僕がハマれなかった理由》
…なのですが、2回目観て思ってしまったんです…

(僕の集中力がないからですが、)特に後半になると

「この物語って実は面白くないのでは😰!?」って

例えば、本作のティモシー・シャラメ君(ポール役)は、いつもの影のある美しさは変わらず、救世主になるべくオーラや迫力が出て来て、後半の場面では父親役オスカー・アイザック(レト公爵役)の風格までも演じきっていて、最高の主演俳優でした😂👏‼️

なのに、ポールの人物像の描き込みが不十分に感じられ、特に後半の重要な決断への迷いや葛藤がイマイチ伝わってこないので、唐突な決断に感じられ、共感できず困惑してました😰

彼が「覚醒」する頃には、もはや生身の人間でなく、アンドロイドに思えてました😰🤖

時よりゼンデイヤ(チャニ役)に人間らしい愛情を見せますが、心根が見えないので、彼女と同じく彼を懐疑的に見てしまいますね😰

自分が背負うべき過酷な運命に、プレッシャー・迷い・憤り・諦め・奮起など様々な感情が心に渦巻いて、やがて運命を受け入れ、個人的感情を捨て去って立ち向かう…そんな「悲劇性」や「孤高性」

ポールの渦巻く想い(本音と思惑)は、シャラメ君の佇まいと演技力で感じさせましたが、上記のことをもう少しエピソードとして丁寧に詳しく描いてくれたら更に良かったです😢(観客を映像に集中させるため、敢えて説明を少なくしたのかも)

ハルコンネン家は全員根っからの「悪」すぎて気持ちがいいですけど、(少し頭が弱いのか)すぐ家来を殺すし、悪巧みも詰めが甘いし…結局は単なる「駒」でしかないのが残念💦

ただオースティン・バトラー(フェイド=ラウサ役)の狂犬サイコぶりが楽しくて、ポールとの一騎討ちは手に汗握る名場面でした🗡️

今回は女優陣の豪華さが素晴らしくて、ゼンデイヤ、レベッカ・ファーガソン、フローレンス・ピュー、レア・セドゥ…そして最終章「PART3」に出てくるある女優がサプライズ出現で、画面が華やかで非常に嬉しい😍💕

俳優陣の魅力的な好演など見所ばかりで画面釘付けで観ていたんですが…どうしてもプロットやキャラ設定に最後まで興味が続きませんでした😰

登場人物の考え方(行動)の方向性がさほど変わらず、先が読めて意外性がない、もしくは意外性さえも想像の範疇に収まっている感じがして、物語がつまらなくてのめり込めず💦結果、共感できずイマイチ💦

そこがハマれなかった理由です😭
(それとも寝不足なだけ?)

重厚な世界観や映像美が大好物なのに、そこが気になって、残念ながら僕は大傑作に思えなかったのです😭(ごめんなさい)

それを抜きにしても、劇場鑑賞がベストの、殆どの方に「映画の最高峰」として満足できる作品と思います😌

ぜひ劇場で、サンドワームライドを体験して頂きたいです😍

今回いろいろ書きましたが、最終章「PART3」も必ず観ます!

ついに謎が暴かれ、
・救世主ポールの運命は?
・チャニとの行方は?
・ベネ・ゲセリットやフレメンとの関係は?
・皇帝やハルコンネンとの最終決戦は?

気になりますよね🤔

本作も時間とお金が許せば、再リベンジしてみようかな😅?
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