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デューン 砂の惑星PART2の猫目のレビュー・感想・評価

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)
3.8
音響と映像と振動に魅せられました。前作の劇伴が好きだったので、ちょっと少なめで残念でしたが、今回は心情描写と民族ごとの関わり、戦闘シーンに拘った感じ。「スパイス」の重要性も知れた。監督は分かりやすい映画にしようとは思っていないようなので、内容はそれほど複雑ではないのに、耳慣れない言葉が続き、躓くと置いていかれちゃいそうになる。しかし、この原作が幾多のSF映画のアイデアの源になっているようでその辺お詳しい方には更に楽しめるのでしょう。


【ネタバレありの感想】

オースティン・バトラーのマッドネスにやられた。決闘シーンはキレもあり逆光での撮り方が素晴らしかった。最後はどちらを応援するか迷ったよね。
また、ポール視点、チャニ視点のどちらで観るかで映画の印象が変わりそう。この先にポールが時々夢で見ている、チャニとの最後の展開になり得るんだろうか?私的にはそっちでお願いします。
ワーム🪱に乗りこなしてこそ、砂漠の民。前作では脅威でしかなかったサンドワームが乗り物になっていたり、命の水の根源になっていたりで何気に重要ポジでした。
そしてクレジットされていないけど、まさかの彼女!ネタバレ?になるのか?暫くしたら名前書くことにします。
何気に教母になった母ちゃん、そしてお腹の中の妹が怖いぞ。そーいえば、ハルコンネン家にも、もう一人いるんだった。こちらとの因縁もどうなるか楽しみ。
現時点で私の気持ちはチャニ寄りですからね、原作ありきは知ってますけど、次作でポールは大義のためにはこうするしかなかった、とか全肯定で来ませんように😅
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