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デューン 砂の惑星PART2のSNOOPYのレビュー・感想・評価

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)
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1回目はイオンシネマ松本のちっちゃいスクリーンで観て「これIMAXじゃないとしっかり楽しめないわ」と感じ、後日TOHO日比谷のIMAXでしっかり堪能。あと2回くらい見たい。
地響きのようなうなりやサントラ、そしてDUNE特有の轟音みたいなハルコンネン語。IMAXしか勝たん。
砂漠や戦闘シーンもとても綺麗。サハラ砂漠行ったときのことを思い出す。

段々スケールが大きくなり、ポールとジェシカのカリスマ性と人心掌握術と貫禄が3時間弱でメキメキ現れていく。
南での集会のときのポール演説マジで神がかってた。あの数分で全フレメンの心を奪ったよな。完全に救世主に成り上がった。

途中までポールは「ベネゲセリットの決めた未来なんて絶対阻止してやる」って息巻いてたのにsandwormの体液飲んだ途端にジェシカの思い通りになるの、なんだかなあ。このまま破滅に向かうのかな。

そのポールが皇帝を従えたから、ジェシカも本家より権力持つようになったらいよいよ複雑になりそう、大領家との全面戦争は避けられないし。

ベネゲセリットの設定めちゃくちゃ面白そうだからちゃんと知りたい。「希望なんてない、我々がそう操るだけ」なんて厨二病をくすぐるんだ。
最後はやっぱり教母様の思い描く通りの世界なのかな。ジェシカのスキルが圧倒的すぎてそれ以外考えられないけども。

何よりチャニがかわいそうで…ポールが目の前でほかの女との婚約決めちゃうし。ラストシーン色んな感情が渦巻いてた。

ハルコンネンも深掘りされて、フェイドラウサとかいう異常者がモノクロの世界で暴れ回るのすっごいかっこよかった。
ウラディミールってどうやって浮いてるんですかね。

そしてレア・セドゥとアニャテイラージョイをあんなに贅沢に使うなんて。
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