ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督による同名小説の映画化第二弾。前作で生き残った主人公ポールが救世主として復讐する話。
前作は正直序章過ぎて睡魔に襲われてしまいましたが、今作は監督も公言している様にアクション多めのアッパーな作品に仕上がっています。とにかく映像の迫力が半端なく、スピルバーグ監督が今作をSF映画の最高傑作のひとつというのも納得のクオリティに仕上がっています。
ただ如何せん今作も長い！三時間近くあり、アッパー系ながらも雰囲気の暗さもあってまた若干睡魔に襲われてしまった…。前作の感想でも書いたのですが、DUNEはSFの元祖過ぎるせいか正直あまりハマれていないです。特にストーリーというかキャラクターがあんまりピンと来ていないです。そう考えるとフォロワー作品であるスターウォーズのワクワク感ってすごいですね。同じくフォロワー作品であるナウシカやイムリは好きなのですが…。
当初の予定通り原作の1巻は今作で完結とのこと。ただ話的にはまだまだ続いてく終わり方ですし、興行的にも監督的にも第三弾が作られそうです。
SF映画好きや大迫力の映像が観たい方は如何でしょうか。もし観るなら1作目は予習した方が良いのと実は全編IMAXで撮られているらしいのでIMAXで観るのがオススメです。
