このレビューはネタバレを含みます
サンドワームが出てくる場面など、時々IMAXをフルに活かしたシーンがあるが、序盤〜中盤は割と静かに進む。終盤はかなり迫力があり本作単体としては満足なクオリティだが、PART1から引っ張った割には物足りない印象。PART3もあるのでそっちに期待。「?」が残る部分も少々あったが、映像に説得力があり複雑さを感じさせない。
主要人物が多いが、心情描写が丁寧でそれぞれの思惑がわかりやすい。特に、ティモシー・シャラメとゼンデイヤの微妙なすれ違いが、見ていて心苦しかった。
全面戦争へ向けて、民を徐々に従えていく様子が不吉。