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デューン 砂の惑星PART2のapのレビュー・感想・評価

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)
4.8
私もDUNEという惑星にいたと思えるほど惹き込まれる映画だった。

まず軸のストーリーはかなり王道と言えるもの。なのに全く飽きずにもっと、もっとこの話を観たいと思わせるのは、その映像美や役者陣の演技力、それに付随するキャラクターへの愛着。

ヒーローは演じないと言っていたティモシーだけど、この役はティモシーじゃなきゃできなかったんじゃと思わせる程のハマり役で、ポールだった所から抜け出すことができるのか?と心配になるほど。

特に心を掴まれるのは、マーディになってやろうと決めた時の演説のシーン。あの瞬間、私もあのフレーメンのうちの1人になった。あれは紛れもなく宗教的だったけど、あんな風にストーリー立てて演技立てて最もらしいことを言われたら信じてしまうだろう。

ここがエンディングか?と思わせるほどドキドキするシーンは3回もあったけど、ゼンデイヤ(チャニ)とフローレン・ピューが視線を交わすシーンは何よりもドキドキした。

続編が楽しみ過ぎる。
こんなに続きが気になった作品、LotRとホビット以来だな。
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