みかん

デューン 砂の惑星PART2のみかんのネタバレレビュー・内容・結末

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

待望の!!DUNE pt2!!
待ってました!!!!

没入感半端ない世界観、圧巻の映像美・音響、豪華俳優陣…
壮大だけどめちゃくちゃ綺麗なドゥニ監督のDUNEが帰ってきた…✨

前作pt1のラストを踏まえて、
フレメンと合流したジェシカ・ポール親子の様子から描かれているから完全に初見さんお断り映画なのは間違いないけど、
個々のキャラの描かれ方により深みが出てたからか没入感がえげつなかった🙌

チャニ、スティルガーあたりフレメンメンバーのキャラが主だって来たの良かった👏
特にチャニ。前々からポールの夢に出てくるものの前作セリフなさすぎてどういう考えしてるのか全く掴めなかったけど、めちゃくちゃ仲間想いで、めちゃくちゃピュアで勇敢なフレメンのフェダイキンだった。

新キャラのフェイド=ラウザ、皇女イルーラン、マーゴットあたりも策士でヤバいやつ増えて来たな〜という印象。ピューちゃんがフェイド=ラウザのことサイコって言うの、相当頭ヤバいやつなんだと思って身構えてたら案の定ヤバいやつだった。笑

pt1のポールは幼い公爵家の御曹司って感じで、ティミーの顔も相まって高貴なイメージ強かったけど、今作は群衆を導く若き指導者としての顔つきになっててテンション上がった。南部会合でのI am Paul Muad'dib Atreides〜から始まるスピーチは本当の指導者としての格を見せつけられてるようでティミーの演技力凄かった

チャニに想いを伝えながらも公衆の前ではイルーラン娶る発言してるの、いくら政治的配慮だとしてもチャニにとってはしんどすぎる



以下pt3に向けた自分用メモ:

今ptはざっくり言うと、
他所者として周りから浮いてた親子が、教母・救世主として大成して、フレメンの救世主伝説を体現する様を描いた2h30min.

当初は他所者扱いされて気にも止められていなかったものの、南部出身のスティルガーはポールをフレメンの救世主伝説の「リサーン・アル・ガイブ/マフディー」だと信じて、フレメンの生活に馴染めるよう、ポールに訓練を課す。
一方でジェシカにはフレメンの教母の道を示し、ジェシカはサンドワームの"命の水"を飲み死ぬどころか解毒して覚醒。胎内の娘と会話したり、過去未来を見れる様になったことで重要人物に。娘の入れ知恵で「ポール=救世主説」を拡散。

ポールは(ダンカンやガーニィに学んだ戦闘のおかげで)ハルコンネン軍の隙をついた囮作戦でチャニを救ったり、バカでかいサンドワーム(シャイ=フルード)呼んで乗り回したりと、フレメン内部からの賞賛の声が上がり、渦中でチャニと恋仲に。フレメン名「ポール・ムアディブ(砂漠ネズミ)・ウスール」を拝名。
この頃のポールは救世主伝説を否定して、チャニと共にフレメンの為に戦うただの一般戦士/フェダイキンを自称。

なんやかんやあってガーニィ生存確認、フレメン合流。アトレイデスの核爆弾の在庫確認。

ハルコンネンは甥#1ラッバーン卿の度重なる失態から時期男爵に甥#2フェイド=ラウザを指名。皇帝就任を約束して実質右腕化する。ベネ=ゲセリットの教母はレディ・フェンリング(レアセドゥ)とフェイド=ラウザの血統管理。

悪夢の影響で人的被害回避の為に南下を避けていたポール、ジェシカに一度南下を断るも北部拠点の襲撃+南部での会議開催の為に南下を決める。過程でジェシカの声を聞いて男が耐えられないという"命の水"の儀式決行。「砂漠の春=シハヤ(チャニ)の涙で解毒」という救世主伝説の伏線を回収して生還。
このタイミングで妹(アニャ)の未来像+ジェシカの出自(ハルコンネンの娘)が発覚。

ポールが皇帝に「アトレイデス撲滅計画の主犯だとバラすぞ!」と脅し、アラキス訪問を画策。アラキーンに向けてフレメン+南部軍の反乱。ポールが祖父ハルコンネンを刺殺。ガーニィはレトの仇を取ってラッバーン刺殺。
チャニに愛を伝えた後、皇帝に対して皇女イルーランとの婚姻+皇帝の座掌握を交渉。断る皇帝、フェイド=ラウザがポールと決闘。結果ポール勝利の為、イルーランとの婚姻+ポール皇帝権掌握。黙っていない大領家連合がポールの皇帝就任に苦言を呈してpt3の全面戦争へ。

(皇帝は絶対君主ではなく領主連合と同等ぐらいの権力)
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