絶対に映画館で見た方がいい作品。
もう、映像が…迫力が…すごいのよ!!!
人を撮る時、バストアップとか顔面アップが多くて没入感半端ねえ!!!
サンドワームがぶわぁぁ!!!ってなるシーンの臨場感たるや!!!あれを家の小さい画面で見るなんて勿体なすぎる!!
パート1の時はクソ微妙!!!と思ったんだけど、今作はかなり良かった!!!
デヴィッドリンチ版でかなり端折られていた部分のお話。
よくよく考えると、デューンって非常に侵略戦争チックなお話ですよね。有色人種の原住民を武力で押さえつけて資源を確保しようって話だもんな。
それで、フレメンが見つけたのが〇〇ってのがまた興味深い。先週オッペンハイマー見たからこそ味わい深い。(フローレンスピューが出てくるのもいろんな意味で興味深い)
まるで、ここ数十年の世界の流れを見るかのような展開…
配役もいいですね。ゴリゴリSF作品なんだけど、出てくる女性が
・ゼンデイヤ
・フローレンスピュー
・レアセドゥ
・レベッカファーガソン
・アニャテイラージョイ
という、奇跡的に俺の大好きなスター達ばかりで見目麗しいことこの上なかったです。
・悪い点
とは言え、両手をあげて大絶賛!!!って映画でもなくて、やっぱりストーリーはありきたりで読めるし、あっと驚くサプライズはなし。キャラクター造形も全員既視感あり。
終わっても主人公ポール以外の名前を覚えていないぐらい、キャラクターに魅力が…って感じ。
唯一好きだったのは、ハルコンネン家の若き坊ちゃん。クレイジーさの中に彼なりの騎士道精神を持ってそうでスコスコ。
……………
さてさて、パート3もできると言う噂だけど、どうなることやら。
個人的にはパート2のラストもかなり綺麗な終わり方するので、ここで終わっても個人的には大満足。
反体制が権力を持ったとしても、違う対立軸が生まれるだけというのは皮肉が効いているじゃありませんか。