やっと観れたDUNE
一度惚れ込んだ監督の作品は
信者よろしく好き好きと全肯定して観てしまうので批評もへったくれも無いですが今回も心の底から良かったです
前回同様、段々お尻痛くなる長尺の中
淡々と小気味よく進んでくスピード感と
要所要所で入るハンス・ジマーの
ぶわ〜〜〜〜〜〜んと鳴る重低音の劇伴
アレが鳴ると大概の事はまあいいかと流されてしまうw 速いストーリー展開に絶妙に合ってる気がしました
前回に増して今回皆キャラクターが良い
ゼンデイヤ
ハビエル・バルデム
ジョシュ・ブローリン
オースティン・バトラー
皇帝やハルコネン男爵、教母などもめちゃくちゃ良かったんですが
やはりフェダイキン達やフェイドの様な戦士や南部の原理主義者達により感情移入してしまう自分が居ました
おぞましい優生思想や智略で人を操る側に対して
嫌々言いながらも信頼を集めて予言を遂行していくポール
私は頭の悪い狂信的な民メンタルなので
極限状態の世界では常にV8!V8!してたいし
「姫さま!!マスクをー!!お願いですからマスクをー!」と取り乱す忠臣で居たいし
予言された救世主の出現を目にしてヒャッハーして涙ながらに
リサーン・アル=ガイブ!!!
リサーン・アル=ガイブ!!!
をやりたかったし
なんなら頭を剃り上げてキモい花火が打ち上がる中フェイド・ラウサの生誕祭で爆上がりしたかった...
世界では今も色々な場所で爆撃が有ったり緊迫した状況のなか、描くバランスなども考えると中々難しい中で
「預言者じゃなくてもこの先はわかる、戦争だ。そうなったらどうする?」
というセリフがグサっと刺さりました