このレビューはネタバレを含みます
ペルーの映画なのにマツシタって?!そこがずっと気になっていた作品、やっと観ました。
多くの人が指摘するだろうと思いますが、日本人にとっては、おでこに「死」の文字はキン肉マンの「肉」のようにしか見えないので、本当に恐さ半減するのでやめた方がよかった演出だと思います。笑っちゃったよ。
幽霊屋敷POVのモキュメンタリーとしては、お手本のような安定感のある仕上がり。でも、それ以上でもそれ以下でもなく、無難に終わってしまいそうだということで、和のテイストを散りばめてオリジナリティを出したってことなのでしょうか。
呪われたマトゥシタ家。実在した日系の一家の実話がベースらしいです。でも、「死」の文字が記された刀やおでこの「死」の文字、蓄音機から流れる日本語の歌など、中途半端な日本テイストや小道具って、映画のための脚色や演出なんだろうな。思わず冷静になっちゃいました。