このレビューはネタバレを含みます
依存の恐ろしさを描くショート映画。サマンサで鑑賞。
[ストーリー]
息子を亡くした夫婦の物語。母はとある人形を作っている男に人形制作を依頼する。その人形は人間の一部(髪の毛とか)を用いることによって、砂時計の中の砂が無くなるまでは、故人が生きていて普通に動いているように見えるという魔法のような人形だった。彼女の行動は日に日にエスカレートしていき、妻を心配する夫は遂に妻から無理やり人形を取り上げようと家の外に人形と妻を引き摺る.......
オチが秀逸。人間の精神的な不安からなにかに依存してしまうことの怖さを見事に描いている。ショート映画とは思えない満足度。